無題
深夜の校庭で弟と仲良く黒魔術実験を計画中の宮千代兄。
真紀さんが「今夜、由紀くんの小学校の校庭にコレ書くから手伝ってね。」って意味の解らん魔法陣的なものが書いてある紙を由紀くんに渡して、「なんで!?なんでおれの学校なの!?先生におこられちゃうよ!だめだよお兄ちゃん!!」って弟を半泣きにさせる。
「うん、みつかったら怒られるね。だから僕と一緒に頑張ろうね。」ってお兄ちゃんもう行く気まんまん…そして兄に良いように言いくるめられて結局ふたりで夜の校庭に来てそう…由紀くんぷるぷる震えながら線ひいてる…。
因みにお兄ちゃんは校長先生が話す台…朝礼代?にのぼって「由紀くん、そこを左63度で13歩いってそのあと右90度で24歩ね。」って指示を出す係。
由紀くんは分度器をぽっけにいれて兄の指示に従う、泣く泣く従う、もう眠いし夜の校舎怖いし分度器の使い方習ったばっかりで頭使うしで半分意識飛んでそう…。
翌朝、小学校中が大騒ぎになって由紀くん超あわあわしてそう…挙動不審になってる由紀くんをみて先生が声をかけると「か、かんけいないです…ほ、ほんとうです…だって、お、おにいちゃ…お、おにいちゃぁあ…おにい、うえぇっ、おにいちゃぁ…ごめんなさぁいい……」って大号泣しちゃって結局バレてそう…由紀くんはうそつくの苦手だしへたくそ、あとすぐ泣く、膨大に泣く。
そのあと真紀さんケロッとしながら小学校の校長室に行って「どうもすみませんでしたー!」って先生たちに謝ってそう。
宮千代兄、強い、やりおる。
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